捨てないで!卵のカラの有効活用6つ

2014.2.20 12:00 

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我が家では、鶏を40羽ほど飼って卵を採っていますが、それだけいれば、卵のカラもなかなかの量になります。そのまま捨てるのは、もったいないし、なにか活用できる方法はないの?

というわけで、卵のカラの使い道をまとめてみました。たくさんありますが、いづれも、よく洗って細かく砕くのがポイント。袋に入れて叩いたり、ミキサーを使うとよいですね。
 

研磨剤として食器洗いに

鍋やフライパン、ガスコンロなどの、こげ落としに使うことができます。細かく砕いた卵のカラを、洗いたいものに振りかけ、洗剤のついたスポンジで、こすって落とします。ただし、キズを付けたくないものは避けてください。
 

ガラス食器の汚れ、曇りとりに。

手が入らなくて、洗いづらいものにもとても便利です。できるだけ細かく砕いたものを、ガラスのビンや、水筒などのなかに入れて、水と一緒に振り洗いします。汚れはもちろん、曇りがキレイにとれますよ。
 

洗濯物の汚れを落とす

洗濯物のひどい汚れを、落とすこともできます。洗濯物を卵の殻と一緒に30~40分ほど煮たあとに、いつもの通りに洗濯機にかけると、よく落ちます。

これは殻を細かく砕かないほうがいいですね。あまり細かくすると、洗濯物にくっついてしまいます。炭酸カルシウムに熱を与えるとできる酸化カルシウムが、二酸化炭素と反応して、お湯がアルカリ性になり、よく落ちるようになるそうです。
 

カルシウムの肥料にする

卵の殻を、畑にまくとカルシウムの補給になるといわれています。しかし、実際には分解され植物に吸収されるようになるには、かなりの時間が必要なようです。撒くなら、なるべく細かくすることをおすすめします。
 

酸性の土を中和する

卵の殻には細かい穴が開いていて、酸性の土の場合はそこに酸性の水が浸み込んで殻を溶かします。溶けでたアルカリ分が土を中和してくれます。

土が中性になると、殻に浸み込む水も酸性ではなくなるので、殻も解けずアルカリ分も溶けでず、アルカリに傾き過ぎることはありません。卵のカラは、上手く酸度を整えてくれるんですね。
 

ぬか床の酸化をおさえる

漬けたものが酸っぱくなってしまうぬか床は、乳酸菌が住み過ぎて、発酵しすぎているからです。卵の殻(2~3個分)の薄皮を取り除き、洗ってよく乾かしたものを砕いて、ぬか床によく混ぜるとよいです。

殻のカルシウムが酸っぱい原因の酸と反応して酸味を抑えてくれます。3日くらいは野菜は漬けずに混ぜるだけにして床を休ませるといいですよ。
 

卵のカラ、無駄にしてしまっているなら、ぜひ、実践してみてくださいね。

 

コロンブスも驚く卵の殻の活用法|Neverまとめ
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