ノンカフェイン。からだに優しい、タンポポコーヒーの作り方
道端や、草地に生えている、たんぽぽ。実はこの根っこを使って、コーヒーを作ることができるのです。いわゆる、コーヒーと違うのは、カフェインが含まれていないこと。そのため、妊婦さんや不眠症の人でも飲むことができ、また、肝臓にも負担にならないといわれています。
19世紀のアメリカで考え出され、安価なコーヒーとして知られるようになり、コーヒーがあまり出回らなかった、第二次世界大戦のときには、ドイツでは代用コーヒーとして、広く飲まれていたようです。
市販もされている、タンポポコーヒーですが、簡単に手作りできるものなので、作り方を紹介します。
- ・タンポポの根 取れるだけ。
- ・タンポポの根を煎る、フライパンや鍋
- ・フードプロセッサー
作り方
- 1.自生しているタンポポの周りを深く掘り、根が切れないように気をつけながら掘り起こす。
- 2.取れた根を、泥を落とし、一本ずつよく洗う。
- 3.根を、長さ2~3cmくらいで切り、ざるなどに入れて半月ほど乾かしておく。
- 4.乾いた根を、フライパンや厚手の鍋で煎る。
- 5.4を冷まし、フードプロセッサーで細かくする。どの程度まで細かくするかは、飲む濃さに合わせて。
- 6.もう一度、フライパンで煎ると、さらに香ばしさがでる。煎り加減も、お好みで。
- 7.冷まして、ビンなどにつめれば出来上がり。
いかがでしょうか?あとは、普通のコーヒーのように、ドリップするなどして、飲んでみてください。きっと、普通のコーヒーに比べて、やさしい味だと思います。
中国では、タンポポは漢方にも使われているので、健康にいいことは間違いなし。作るのはちょっと大変そうという方は、市販品もあるので、試してみてはいかがでしょうか?
photo by pakutaso.com
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