寒い冬は、ショウガで乗り切ろう!心まで温まる、生姜湯のすすめ

2014.1.12 12:00 

生姜

冬も、だいぶ深まってきましたね。ここ数日、夜の冷え込みが凄まじく、筆者の部屋は、-8℃になることもあります。部屋が冷凍庫なみに寒いだなんて、どうにかしたいものです。ストーブをたいても、冷蔵庫の温度にすら達しません。こうなったら、体を内側から暖めるしかないですね。

そこで思いついたのが、食べると体がカッカと熱くなる、生姜(ショウガ)です。

生姜、美味しいですよね。すし屋に行ったら、ガリばかり食っております。ガリを食べると、3口目くらいで、体がほてってきます。生姜、体を温めるに、もってこいの予感。

ところが…

おなかがガリでいっぱいになって、一息ついていると、気づきました。汗が引いて、少し寒くなっていることに。そうです、生で生姜を食べると、逆に体を冷やしてしまうみたいなんです。

体を冷やす“ジンゲロール”

実は、生の生姜には体を冷やす効果がある“ジンゲロール”というものが多く含まれています。この、ジンゲロールを食すと、血流がよくなり、手足がポカポカとしてきます。でも、実は、体の深部の熱を手足のほうに送り出してしまっているので、全体としては冷えてしまうんですね。

じゃあ、ショウガを食べても意味はないのでしょうか?いや、そんなことはありませんでした。

熱を加えると“ジンゲロール”が“ショウガオール”になる

このジンゲロール、熱を加えると、“ショウガオール”というものに変わるんです。ショウガオールには、胃腸を直接刺激して、血流をよくし、体を芯から温める効果があります。

生姜を食すには、熱を加えるものが良いということですね。さらに、できれば手軽なものが良い。というわけで、今回は生姜湯にして飲んでみましょう。

生姜湯の作り方

材料

  • ・生姜 すりおろしたもの ・・・適量
  • ・はちみつ ・・・適量
  • ・(柚子)お好みで
  • ・片栗粉 ・・・大さじ一
  • ・お湯 ・・・カップ一杯

作り方

  • 1.お湯以外のものを、すべて湯飲みなどに入れて混ぜ合わせる。
  • 2.熱いお湯を注ぎ、かき混ぜる。少しとろみがついたら、出来上がり。

注意!:1のときに、片栗粉がはちみつとよく混ぜ合わせるようにしてください。そのままだと、片栗粉がダマになってしまいます。


少しとろみがつくまで、かき混ぜてから飲みましょう。

ふ~~温まりますね。でも、生姜湯を飲んで、しばらく冷凍庫で作業をしていたら、変温動物のごとく、すぐに体温が下がってきました。当たり前です。

筆者おすすめは、飲んだらすぐに寝てしまうことです。体がポカポカしているので、すぐに眠りにつくことができます。

あと、生姜湯は、風邪をひいてしまったときの咳止めにもなりますし、風邪予防にもなります。

ただし、健康によい生姜といえど、摂りすぎは厳禁。刺激が強いので、胃腸を痛めてしまいます。適度に、飲むようにしてくださいね。

    

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