寒い冬は、ショウガで乗り切ろう!心まで温まる、生姜湯のすすめ
冬も、だいぶ深まってきましたね。ここ数日、夜の冷え込みが凄まじく、筆者の部屋は、-8℃になることもあります。部屋が冷凍庫なみに寒いだなんて、どうにかしたいものです。ストーブをたいても、冷蔵庫の温度にすら達しません。こうなったら、体を内側から暖めるしかないですね。
そこで思いついたのが、食べると体がカッカと熱くなる、生姜(ショウガ)です。
生姜、美味しいですよね。すし屋に行ったら、ガリばかり食っております。ガリを食べると、3口目くらいで、体がほてってきます。生姜、体を温めるに、もってこいの予感。
ところが…
おなかがガリでいっぱいになって、一息ついていると、気づきました。汗が引いて、少し寒くなっていることに。そうです、生で生姜を食べると、逆に体を冷やしてしまうみたいなんです。
体を冷やす“ジンゲロール”
実は、生の生姜には体を冷やす効果がある“ジンゲロール”というものが多く含まれています。この、ジンゲロールを食すと、血流がよくなり、手足がポカポカとしてきます。でも、実は、体の深部の熱を手足のほうに送り出してしまっているので、全体としては冷えてしまうんですね。
じゃあ、ショウガを食べても意味はないのでしょうか?いや、そんなことはありませんでした。
熱を加えると“ジンゲロール”が“ショウガオール”になる
このジンゲロール、熱を加えると、“ショウガオール”というものに変わるんです。ショウガオールには、胃腸を直接刺激して、血流をよくし、体を芯から温める効果があります。
生姜を食すには、熱を加えるものが良いということですね。さらに、できれば手軽なものが良い。というわけで、今回は生姜湯にして飲んでみましょう。
生姜湯の作り方
- ・生姜 すりおろしたもの ・・・適量
- ・はちみつ ・・・適量
- ・(柚子)お好みで
- ・片栗粉 ・・・大さじ一
- ・お湯 ・・・カップ一杯
作り方
- 1.お湯以外のものを、すべて湯飲みなどに入れて混ぜ合わせる。
- 2.熱いお湯を注ぎ、かき混ぜる。少しとろみがついたら、出来上がり。
注意!:1のときに、片栗粉がはちみつとよく混ぜ合わせるようにしてください。そのままだと、片栗粉がダマになってしまいます。
少しとろみがつくまで、かき混ぜてから飲みましょう。
ふ~~温まりますね。でも、生姜湯を飲んで、しばらく冷凍庫で作業をしていたら、変温動物のごとく、すぐに体温が下がってきました。当たり前です。
筆者おすすめは、飲んだらすぐに寝てしまうことです。体がポカポカしているので、すぐに眠りにつくことができます。
あと、生姜湯は、風邪をひいてしまったときの咳止めにもなりますし、風邪予防にもなります。
ただし、健康によい生姜といえど、摂りすぎは厳禁。刺激が強いので、胃腸を痛めてしまいます。適度に、飲むようにしてくださいね。
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