癒しのヤギ12枚と、ヤギの困るところ基礎知識。
我が家では、3頭ほどヤギがいましたが、一番新しいのは、皆さんもこちらの記事でご存知のオスヤギ君です。前に飼っていた母ヤギが生んだ子で、生まれた時から我が家にいて、今年で2歳。
ヤギはいるだけで牧歌的な風景になりますし、草を食べるので除草効果も抜群です。そして、何しろ、かわいい。
しかし、ヤギ、特にオスヤギには困ったところもたくさんあります。まず、オスヤギ君は母ヤギがザーネンという品種だったので、なかなかの大きさに。さらに、その巨体であちこち頭突きして、いろいろなものを壊しました。
ツノでぶつかられると、アザにもなります。そして、よく食べる。春夏はそこらへんの草を食べていればいいのですが、冬はありません。草の生えている時期に、刈り取って保存しておいたり、草を乾燥させたものを買って与えたりします。えさを用意するのはなかなか大変です。しかも、好き嫌いがあり、何でも食べるわけではありません。
オスなので、ミルクもとれませんし、尿を自分の顔にかけるので、臭くなります。
というわけで、かわいいのですが、困ったところもたくさんあるのが、ヤギなのです。
そのようなわけで、オスヤギ君は、食費ばかりかかり、我が家では世話するのが大変になってしまいました。しかし、赤ちゃんのころから世話をしていたので、肉を食べるのは気がひけます。
ということで、寂しいですが、オスヤギ君は違うヤギ飼いさんのところに行くことになりました。(急展開)
新しいヤギ飼いさんのところについた、オスヤギ君。写真撮られるのが恥ずかしくて、棒の裏に隠れているのかって?いえいえ、この棒に頭突きして遊んでいました。棒はすぐにボロボロに。新しい家についたら、さっそく食事タイム。
そのようなわけで、ヤギを飼うときは注意が必要です。飼っていたメスヤギが子供を産んでも、子供がオスヤギだった場合、気性もあらくなり、ミルクもでず、ただ餌を食べるだけになってしまいます。
しかし、オスでも大型犬くらいの大きさの、シバヤギやトカラヤギだったら、だいぶ楽だと思います。しかし、この品種はミルクを取るのには向いていません。体が小さいのであまり量は取れないからです。
ですが、ミルクを取るためのザーネンなどの品種だと、大きさは人が乗って歩けそうな感じ。メスならまだいいですが、オスヤギは一人で扱うのは難しいし危険が伴います。
ペットならミニヤギ、実用が目的ならザーネンなどを選ぶといいと思います。ヤギを飼おうと思っている人は、参考にしてみてください。でも、やっぱり、オスヤギは大変ですよ。
ヤギの困ったところはさておき、新しい飼い主さんのところには、ほかにもたくさんのかわいいヤギがいました。何枚か撮ってきたので、見てほっこりしてくださいね。
なお、オスヤギ君は、「那須ヤギ広場がらがらどん」というヤギ牧場に行きました。もしここに行ったら、探してみてくださいね。ほかにも、たくさんのヤギが迎えてくれます。
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